会長あいさつ

一般社団法人日本獣医皮膚科学会 会長
加納 塁

2021 年度第 24 回総会にて新役員が承認され、 同日開催された理事会にて互選により日本獣医皮膚科学会会長に就任いたしました。

本会は、1972 年に設立いたしました小動物皮膚科研究会から端を発しております。1998 年に日本獣医皮膚科学会へ組織変更し、2013 年には一般社団法人日本獣医皮膚科学会として法人化し現在まで活動しております。約 50 年近くも滞りなく運営できたのも、会員の皆様のご支援、今までの役員の方々の努力によるものです。まずは、厚く御礼申し上げます。

本会の使命は、獣医皮膚科学に関する研究、教育及び獣医療の促進を図り、 その進歩及び普及に貢献し、 もって学術文化の発展に寄与することを目的としております。 そのためにも、積極的に国内外の学術団体との連携および研究、 教育活動の普及に努めてまいりました。 得られた成果については、学術集会での発表はもとより、学会誌、 インターネットでの情報提供を行い、会員の皆様、 海外の獣医師および学術団体、大学、研究機関、企業、 動物関係者の方々へ広く発信してまいりました。 今後、より一層学術団体としての社会貢献を推進させていきます。

さて、最近のグローバル化や社会のニーズに伴い、 本会も大きな変化が必要となりました。 オンデマンドによる学術集会も、その対応の一つであります。 会員の方々には、ご不便をおかけしてしまうかもしれませんが、 どうかご理解を賜れば幸いです。 また皆様のご意見、ご鞭撻を頂きながら、新役員一同、 一丸となって本会を発展させていく所存であります。 どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。